豊かな漁場と生産者の巧みな技術

「桃鯛」をアピール。岡山産の白桃を飼料に

2022年10月4日

岡山中央魚市プロデュース

フードストアソリューションズフェアのブースには多くの来場者が訪れた
フードストアソリューションズフェアのブースには多くの来場者が訪れた

岡山市中央卸売市場の卸会社、岡山中央魚市㈱(同前裕一朗社長)が「これぞ岡山ブランド!!」とうたう同社プロデュースの養殖マダイ「桃鯛」が注目を集めている。先日大阪で行われた展示会「フードストアソリューションズフェア2022」でも、流通小売や飲食店などのバイヤーから多くの引き合いがあった。

「桃鯛」は、高品質の養殖魚を生産しようと取り組む養殖業者と飼料メーカーの協力のもと、原料の選定・素材の可能性を研究。その結果、岡山県産の白桃で缶詰を作る際の副産物原料を使った餌料で、愛媛・宇和島市で育てられたマダイ。

展示会では同社総務部営業企画課の森下堅盤課長代理と、同市場仲卸・㈱小倉商店の小倉正幸社長が来場者に「桃鯛」の刺身を試食提供するとともに、熱心にコンセプトなどを説明。

刺身は天然にひけをとらない上品な味わいの身質で、試食などでも高評価を得た。

小倉社長は「展示会では真空包装、アルコールブラインの急速凍結で高鮮度を保った『桃鯛』を解凍して刺身で試食してもらった。賞味期限を延ばし、ロスを減らせることもアピールできた。会場では白桃の餌料で、臭みがなく、冷凍でここまでできるとは思わなかったといった評価もいただいた。もちろんニーズによって生鮮出荷も可能」と話した。

また、森下課長代理は、白桃を原料にした餌料で育てる養殖魚は「PEACH FISH」として、マダイに続く第2弾の検討も進めていることを話した。

「桃鯛」のチラシ
「桃鯛」のチラシ

2022年10月4日 水産経済新聞

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