豊かな漁場と生産者の巧みな技術

大阪・奈良 宇和島水高生がマグロ解体

2022年12月21日

魚組で愛媛県水産フェア

フィッシュガールが県産マグロを解体した
フィッシュガールが県産マグロを解体した

愛媛県と、百貨店などで鮮魚専門店を展開する魚組(大阪府東大阪市)は12月17、18日、県水産フェアを大阪と奈良の両府県で開催した。愛媛県水産物の魅力発信と販売促進が狙い。県立宇和島水産高校の学生で結成するフィッシュガールが県産養殖クロマグロを実演解体。県産ブランド魚の「戸島一番ぶり」「愛鯛」「媛スマ」の他、シマアジを販売。多くの買い物客が訪れていた。

18日には同社の「魚くみ 松坂屋高槻店」(大阪府高槻市)で解体ショーがあった。フィッシュガールが約50キロの完全養殖クロマグロ「本鮪の極 つなぐ(TUNAGU)」を慣れた手つきで五枚おろしに加工。マグロの部位や「本鮪の極 つなぐ」の特長なども紹介していた。マグロの解体後には、赤身、中トロ、大トロなどに切り分け、販売した。

松坂屋高槻店は年1回、県水産フェアを開催している。同店の秋田大介氏は「愛媛県水産フェアを開くことで集客が上がる。フィッシュガールがマグロを解体することもあり、買い物客の購買意欲がさらに高まる」と話した。

2022年12月21日 みなと新聞

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