豊かな漁場と生産者の巧みな技術

マダイ専門店“大使館”に

2023年02月13日

愛媛県団体が認定 愛南産提供の大阪「徳ます」

えひめ愛フード推進機構の中村会長(右)から認定書を受け取る「鯛専門店 徳ます」の宇佐店主
えひめ愛フード推進機構の中村会長(右)から認定書を受け取る「鯛専門店 徳ます」の宇佐店主

愛媛県のえひめ愛フード推進機構(会長・中村時広知事)は2月6日、大阪府内の飲食店「鯛専門店 徳ます」(大阪市)を近畿圏の「えひめ食の大使館」に認定した。県は2009年から同認定をスタートしており、今回を含め全国で62店舗(飲食店や販売店含む)、近畿圏の飲食店では19店舗を認定している。

えひめ食の大使館は、県食材の知名度向上や消費拡大を図るとともに、愛媛ブランドのイメージアップが目的。今回認定された「鯛専門店 徳ます」では、同県愛南町産のマダイ料理を楽しめる。同町出身の宇佐泰右店主の実家で養殖したマダイを直送して使用しているという。

同店で提供している県の郷土料理の「松山鯛めし」や「宇和島鯛めし」は、同一価格で刺身の枚数を7、10、12枚から選ぶことができる。その他にもマダイの漬け丼やお茶漬けも用意している。

中村会長は「愛南町から直送した養殖マダイの新鮮さが伝わった。『鯛めし』シリーズのおいしさとボリューム、安さに驚かされた。これからも県産マダイのPRをお願いしたい」とコメントした。

宇佐店主は「これからも実家のマダイや愛媛の食材を使って、愛媛の味や『愛』を大阪の人に伝えられるよう頑張りたい」と力を込めた。

2023年2月13日 みなと新聞

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