豊かな漁場と生産者の巧みな技術

長崎産養ヒラマサさばく

2023年02月21日

うおいちなど大学で料理教室

学生らはヒラマサのさばき方などを学んだ
学生らはヒラマサのさばき方などを学んだ

うおいち(大阪市、橋爪康至社長)などはこのほど、堺市の帝塚山学院大で魚を使った料理教室を2日間開いた。人間科学部食物栄養学科の希望者が参加し、長崎県産の養殖ヒラマサをさばいて刺身やヒラマサを使っただし茶漬けなどを作った。また、県産イチゴ2品種の食べ比べも行った。

うおいちと長崎県、長崎県漁連、同大が魚食普及や長崎県産農林水産物のPRなどを目的に開催した。うおいちと長崎県の共催は2回目。うおいちによる帝塚山学院大での料理教室の実施は初めてだという。うおいちの宮崎沙佑里さんらが補助講師を務めた。また、実習前に長崎県産食品のPRや同漁連の紹介も行われた。

学生は班ごとに2~3キロのヒラマサ1尾を調理。講師の実演を参考にしながら、ウロコ取りや三枚おろし、アラ処理などに取り組み、刺身や身とアラを使っただし茶漬けなどを味わった。同県産野菜をツマの大根やサラダにした他、同県で多く栽培されているイチゴ「ゆめのか」「恋みのり」の食べ比べも楽しんだ。

参加した学生らは「こんなに大きな魚をさばいたのは初めて。とても勉強になった」「ヒラマサのおいしさを知れてよかった」と話した。宮崎さんは「今後、仕事などでも魚に親しみ、おいしさや良さを発信してもらえれば」と期待を話した。

2023年2月21日 みなと新聞

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