大学生、ヒラマサさばく
2023年10月30日
うおいちと長崎県ら教室
うおいち(大阪市、橋爪康至社長)らは10月17日と24日、「お魚料理教室」を大阪府枚方市の摂南大で開いた。両日合わせて農学部食品栄養学科の1年生約80人が参加。長崎県産養殖ヒラマサをさばいて刺身やだし茶漬けなどに調理し、県産ゴーヤーやパプリカを使ったあえ物も作った。
今年開催したお魚料理教室は今回が初めて。魚食普及や食育活動が目的で、摂南大の授業の一環として実施した。実習前に長崎県産食品や長崎県漁連の紹介を行い、調理講師を務めたうおいちの宮崎紗佑里さんがヒラマサのさばき方を実演した。
学生は班ごとに分かれ、1尾約3.5キロのヒラマサを調理。講師のアドバイスを参考にしながら、うろこ取りや三枚おろしなどに取り組んだ。ヒラマサのアラから取っただしと切り身を使っただし茶漬け、刺身、つくだ煮で味わった。
参加した学生は「これほど大きな魚をさばくのは初めて。難しかったけど、良い体験になった」。宮崎さんは「今後もお魚料理教室に協力してくれる企業や団体の輪を広げ、食育に貢献していく」と力を込めた。
なお、教室は長崎県と長崎県漁連、摂南大、JA全農ながさきが共催した。
2023年10月30日 みなと新聞