■ヒラメ(Paralichthys olivaceus)
- カレイ目ヒラメ科ヒラメ属
- 白身の高級魚!
- 陸上養殖が主流
- 生産量の多い上位5県
大分県、愛媛県、三重県、鹿児島県、長崎県 - お肌や健康にうれしいコラーゲンが豊富
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■ヒラメ(Paralichthys olivaceus)
ヒラメは、成魚になると右側の眼が左側に移動して左側を上にして海の底で生活しています。
日本各地に広くすんでいる他、朝鮮や樺太などの沿岸にも住んでいます。雄に比べ雌の方が遙かに優れた成長を示します。地方ではてっくい(北海道)、ばかがれい(福井)、おおぐちがれい(大阪)、ほんがれい(徳島)などと呼ばれ親しまれている高級魚です。
この魚は海面養殖と陸上養殖の2つの方法で養殖しています。酸素の消費量が比較的少ない(動き回らない)魚であり、適水温(18~24℃)が比較的一定していることから、近年では後者の陸上での養殖方法が主流を占めています。生産量の多い上位5県は大分県、愛媛県、三重県、鹿児島県、長崎県。
ヒラメの肉質は白身でヒラメ・カレイ類の中では最も美味とされ、カレイ同様にコラーゲンを多く含み、皮膚を美しく、健康に保ちたい人には是非ともお薦めしたい魚です。ヒラメやカレイを煮て、冷ました時にできる煮こごりにはコラーゲンが多く含まれています。