豊かな漁場と生産者の巧みな技術

おもしろ情報

  • オメガ3、睡眠に効果、EPAで幸福感も

    聴講者からは熱心な質問も上がった

    DHA・EPA協議会と日本水産油脂協会は10月26日、東京・千代田区の主婦会館プラザエフでオンラインを併用して公開講演会を開き、「オメガ3脂肪酸は睡眠をよくする方向に効く可能性がある」との研究結果や、「EPAを摂取すると幸福感が得られる」との相関関係が発表された。 滋賀医科大学精神医学講座特任教授で睡眠センター長の角谷寛氏は「DHAと睡眠の関わり」について講演。睡眠の役割やメカニズム、「睡眠負債」 […]

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  • 大分・新ブランド県産魚、カボス香る養殖フグ誕生

    新たに生産された「かぼすフグ」

    11月から本格出荷 大分県名産のカボスを餌に使ったブランド養殖魚シリーズに、トラフグが加わる。県内のトラフグ養殖業者は10月19日、「かぼすフグ」の生産に成功したと発表した。県庁を訪問し広瀬勝貞知事へ、11月1日から県内を中心に本格出荷を開始すると報告した。 「かぼすフグ」は県内トラフグ養殖業者の有志12人を会員とする県水産養殖協議会トラフグ養殖部会(髙瀬興治会長・高瀬水産(有)社長)と県が201 […]

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  • 「桃鯛」をアピール。岡山産の白桃を飼料に

    「桃鯛」のチラシ

    岡山中央魚市プロデュース 岡山市中央卸売市場の卸会社、岡山中央魚市㈱(同前裕一朗社長)が「これぞ岡山ブランド!!」とうたう同社プロデュースの養殖マダイ「桃鯛」が注目を集めている。先日大阪で行われた展示会「フードストアソリューションズフェア2022」でも、流通小売や飲食店などのバイヤーから多くの引き合いがあった。 「桃鯛」は、高品質の養殖魚を生産しようと取り組む養殖業者と飼料メーカーの協力のもと、原 […]

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  • 熊本海水養殖漁協、「フードスタイルジャパン2022」に養ブリ、タイを試食提供

    試食でおいしさを確かめて、説明を聞く来場者も多かった

    通販事業者からも反響 熊本県海水養殖漁協は9月29日まで東京・江東区の東京ビッグサイトで開催されていた「フードスタイルジャパン2022」に出展し、養殖のブリやタイを使ったレトルト食品などを試食とともに紹介。通販事業者などから反響を得た。 紹介したのは6月から販売を始めた養殖の「天草さくら鯛」を使った塩麹漬、醤油麹漬、湯引きと「天草ぶり」のタタキ。4アイテムをセットでも販売できるよう並べて展示した。 […]

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  • 愛南漁協の養マダイバーガー再び

    国内産地応援で愛媛県愛南町のマダイのバーガーをモスバーガーで再販する

    モスが西日本店舗で販売 モスフードサービス(東京都品川区、中村栄輔社長)は9月30日から西日本エリアのモスバーガー429店舗で愛南漁協(愛媛県愛南町)が生産する養殖マダイを使ったバーガー「真鯛カツ〈愛媛県愛南町〉」を数量限定で再販する。昨年5月に発売した初年度は2週間で約60万食を販売し、好評を得た。 同社は新型コロナの影響で出荷量が減少する国内の生産地応援を目的に地方食材を使った商品企画などを進 […]

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  • 東信水産荻窪総本店、オリーブハマチをトップセールス

    先着100人に特典をハイフする嶋野会長(右)と池田知事(その左)

    池田知事「今年も間違いない」嶋野会長もPR 毎年9月から翌年1月まで期間限定で出荷される香川のブランド魚「オリーブハマチ」の販売開始に合わせ、生鮮魚介専門店を展開する東信水産㈱(東京・杉並区、織茂信尋社長)の荻窪総本店で9月22~25日に開かれていた「オリーブハマチフェア」の開催期間中の24日、池田豊人香川県知事がJF香川漁連の嶋野勝路会長を伴って現地店舗を訪れ、トップセールスを行った。5日に就任 […]

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  • 日水が“黒瀬ぶり”缶詰

    ぶり大根 黒瀬ぶり尾肉使用

    地域限定 10月発売 尾肉活用で食ロス削減 日本水産(浜田晋吾社長)はグループ企業の黒瀬水産(宮崎県串間市、熊倉直樹社長)が生産する「黒瀬ぶり」の加工時に発生する尾肉を有効活用した缶詰を販売する。関東甲信越の地域限定で10月1日に発売。これまでは飼料として活用していたが、資源の付加価値を高め、フードロスの対策を進める狙いだ。 発売するのは、缶詰「ぶり大根 黒瀬ぶり尾肉使用」(170グラム、オープン […]

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  • 特産柑橘ゆうこう餌にブランド養殖魚

    港へ水揚げ後すぐに、ゆうこうシマアジを出荷する長野社長

    『ルポ』長崎の昌陽水産と雄昇水産 長崎市にある牧島弁天港で9月8日、船上で締められたばかりの養殖シマアジが、次々と氷を詰めて箱入れされていた。魚はそのまま仲卸のトラックに積み込まれ運ばれていった。 水揚げされたのは、「ゆうこうシマアジ」としてブランド化した養殖シマアジで、市内の昌陽水産(長野陽司社長)が2年前から販売を始めた魚だ。地元特産の柑橘「ゆうこう」を出荷前の餌に混ぜ育て上げ、付加価値を上げ […]

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  • トラフグキッチンカー始動

    トラフグ料理のキッチンカーを導入した吉田社長

    山口下関 吉田水産、唐揚げに刺身も 水産仲卸の吉田水産(山口県下関市、吉田福太郎社長)は、コロナ禍でフグ消費量が落ち込む中、トラフグの本場下関からフグのPRをするために、移動販売車のキッチンカーを導入し営業を開始する。 キッチンカーは、一般の2トントラックを改良し、車体にはトラフグや関門橋、和風のデザインなどが描かれている。車内には、冷蔵・冷凍庫やフライヤーを設置し、移動先で唐揚げなど出来たてのフ […]

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  • 農林水産省21年度自給率 食用魚介類、59%に

    水産物の自給率(重量ベース)の推移

    前年度から2ポイント上昇 食料全体は1ポイントアップ 農林水産省は8月5日、2021年度の食料自給率を発表し、カロリーベースの自給率は前年度から1ポイント上昇の38%になったことを明らかにした。水産物の重量ベースによる食用魚介類の自給率は2ポイント上昇の59%、非食用を含む魚介類全体も2ポイント上昇の57%にアップ。海藻類は1ポイント低下の69%になっている。 重量ベースの自給率は、国内生産量を国 […]

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